
女子水泳界で最も期待されている選手といえば「池江璃花子」選手ではないでしょうか。大会に出るたびに日本記録を更新するというスーパー高校生です。
その池江選手が小さい頃からやっていたトレーニングが「雲梯(うんてい)」です。うんていについて、このような記事を見つけました。
うんていは一般的にバランス感覚、握力、腕力、脚力などが身に付きますが、腕を伸ばしてぶら下がることにより、背骨をまっすぐにし、胸を広げます。
(中略)
うんていは受動握力の向上に効果がしっかり見られたそうです。
なんでも、握力には能動握力と受動握力の2種類があり能動握力と受動握力です。能動握力は一般的に握力計で測る握りつぶす力を言います。受動握力とは逆に握った手を開かれないように堪える力を言います。
一流といわれるスポーツ選手は受動握力が他の選手と比べて強いのだそうです!
うんていは、バランス感覚や握力、腕力を強化するためには最適なトレーニングと言われており、特に握力に関しては効果的です。そして握力の中でも能動握力と受動握力と別れている中で「受動握力」の方が向上すると言われてます。
野球で言うならば、ボールをリリースする瞬間に指先に力を込めて投げますが、この時に必要となるのが受動握力です。握力計で計っても数字が一般的な投手というのは意外にいます。でもプロの投手が素晴らしいボールを投げれるのは受動握力が強いから、となります。
相撲、レスリング、バスケットボール、柔道など、多くのスポーツで受動握力が必要となります。もしかすると水泳も「水を掴む」という意味では受動握力が必要となるかもしれないと考えると、池江選手の好記録の秘密は受動握力にあるかもしれないです。
動画は池江選手を特集したもので、うんていの話しも出てきますので、ぜひご覧ください。